自動車の検査・登録

検査の種類と内容

自動車の安全性の確保、公害の防止、その他の環境の保全を図るため、「道路運送車両法」に基づき、主に次の検査が各運輸支局及び自動車検査登録事務所で実施されている。

検査の種類 内容
新規検査 新たに自動車を使用するときに受ける検査(型式指定を受けた新車は現車提示が省略される)
継続検査  自動車検査証の有効期間満了後も使用しようとするときに受ける検査(指定整備事業者において整備し、検査をしたものは、現車提示が省略される)
構造等変更検査  自動車の長さ、高さ、幅及び最大積載量等に変更を生ずるような改造をしたとき受ける検査


登録の種類と内容

自動車の登録は、所有権の公証のための民事登録の側面と、安全・環境対策のほか、治安及び交通取締、徴税など各種行政上の権利義務の明確化や社会秩序維持等のための行政登録の側面があり、運行する際の義務となっている。

登録の種類 内容
新規登録 登録を受けていない自動車の登録。新車に限らず、登録を抹消した中古自動車を再び登録する場合も含まれる
変更登録 自動車の型式、車台番号、原動機の型式、所有者の氏名、名称、住所又は使用の本拠の位置を変更したときの登録
移転登録 所有者を変更したときの登録
永久抹消登録 自動車が滅失し、解体し、又は自動車の用途を廃止したときの登録
輸出抹消仮登録 自動車を輸出しようとするときの登録
一時抹消登録 永久抹消登録及び輸出抹消仮登録以外で、自動車を運行の用に供することをやめたときの登録
 

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