国土交通省、不正改造車を排除する運動強化月間での街頭検査実施結果を発表
2015年08月28日
国土交通省は、「不正改造車を排除する運動」強化月間(6月)における街頭検査の実施結果を発表した。
期間中に警察庁、自動車検査独立行政法人、軽自動車検査協会などと協力し、不正改造車の摘発と自動車ユーザーへの啓発に重点を置いた街頭検査を全国で265回(昨年比105回増)、20,589台(昨年比5,262台増)に対して行った。
その結果、約6.2%の1,258台(昨年比94台増)に保安基準不適合箇所などがあったことから自動車ユーザーに対し改善の指導を行った。
このうち、窓ガラスへの着色フィルムの貼付、灯光色違いの灯火器の取付などの不正な改造を行っていた車両は256台(昨年比39台増)あり、その場で改善措置を講じた車両以外の206台(昨年比49台増)に整備命令書を交付し、必要な整備を命じた。