国土交通省、小型コミュニティバスの車両構造要件などを見直し
2014年03月18日
国土交通省は、小型コミュニティバスの車両構造要件などを見直し、保安基準などを一部改正した。
現行の保安基準などが大型バスを想定して作成されており、現在では必ずしも小型コミュニティバスの実態に則していると言えないため、保安基準などについて平成25年度第2回車両安全対策検討会において議論が行われていた。
今回、この議論を踏まえ「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示(平成14年国土交通省告示第619号)」などを改正した。
改正の主な点は、乗降口の踏段の高さなどの変更、ワンマンバスの構造要件適用の自動車の範囲の変更、移動円滑化基準適用除外自動車の認定に関する規制の緩和などとなっている。
公布は平成26年3月18日、施行は同年4月1日。
※小型コミュニティバスとは、乗車定員15人程度のワンボックスカーを改造したもの。