国土交通省、定期的にホイール・ベアリングの点検整備を行っていないユーザーに対し注意喚起

2014年07月25日

 国土交通省は、整備不良が原因となった車両火災を未然に防ぐために車輪・車軸に関する調査を行い、その結果を発表した。

 平成25年度の整備不良による車両火災事故98件のうち、ホイール・ベアリングに係るものは12件で、平成22年度(94件中10件)と同様全体の約1割を占めている。

 整備不良が原因で起こった車両火災の約1割が車輪・車軸に関するものであったことから調査分析を行ったところ、ホイール・ベアリングの点検整備を怠ると回転部位の潤滑剤の劣化や漏れによる潤滑不良が起こり、走行性能などに影響が生じていた。

 このため、特に定期的にホイール・ベアリングの点検整備を行っていないユーザーに対し注意喚起を行うこととした。

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