国土交通省、ナンバープレートのあり方に関する懇談会の最終とりまとめを公表
2012年07月30日
自動車のナンバープレートについて、平成23年10月に「ナンバープレートのあり方に関する懇談会」を立ち上げ、今後のあり方を議論してきた国土交通省は、懇談会の最終とりまとめを公表した。
数年内の実現を目指す事項として、「ご当地ナンバー」拡充要望への対応、「希望ナンバー制」への対応、ナンバープレートを巡る諸課題への対応の3点を掲げている。
ご当地ナンバーについては、視認性などの観点から地域名の細分化にいて一定の制約を前提としつつ、拡充に前向きに対応するとして、平成26年度中に実施できるよう準備を進めるとしている。
希望ナンバーについては、ご当地ナンバーに続いてできる限り早期に対応できるよう準備し、現在3桁の数字で表されている分類番号について、下2桁の文字にアルファベットを用いることとし、特定の番号の取得機会を維持するとしている。
諸課題への対応については、できる限り早期に法制上必要な措置を講じ、ナンバープレートのカバーやフレーム枠についての具体的なルールを設けるとともに、一定の強制力を持ってその履行を担保するとしている。また、ナンバープレートの取り付けについて、盗難などの実態も踏まえつつ、容易に取り外せないような器具の使用を拡大するとしている。