日本自動車輸入組合、輸入車販売台数のさらなる増加に期待感を表明
2013年02月13日
日本自動車輸入組合の上野金太郎理事長は、会見で、2013年の輸入車販売台数について、近年の増加傾向が継続・拡大できるものと期待感を表明した。
2012年の外国メーカー車の登録台数が24万台を達成したことについて、各社より日本市場が強く求める環境性能と経済性を意識した革新的なニューモデルが多く発売されたことが大きな要因であると分析。2013年も、環境性能と経済性、また優れた走行性能を兼ね備え、日本のメーカーとは異なるアプローチで環境性能を高めた、いわゆる「輸入車らしさ」を求めるお客様のニーズにマッチした商品展開を継続することで、現在の基調を維持、拡大して行けると述べた。
一方で、海外では既に導入されている新技術が日本では導入が困難な場面にたびたび遭遇しているとして、世界統一車両認証制度が早期に実現するよう、出来る限りのサポートをすると述べた。世界統一車両認証制度は、2016年に導入が開始されるが、その時点でこの制度に含まれていない規制、あるいは2016年を待っていては環境や安全面への対応が遅れてしまうものがあり、これらの課題に関しては今直ぐに取り組んでほしいとの要望も明らかにした。