自動車検査独立行政法人、平成25年度計画に基づく取り組みを発表

2013年06月26日

 自動車検査独立行政法人は、5カ年の中期目標の3年目にあたる平成25年度計画に基づく取り組みを発表した。平成25年度計画では、「的確で厳正かつ公正な審査業務の実施の徹底」「業務の質の向上に資する検査の高度化の推進」「受験者等の安全性・離縁性の向上」などに着実に取り組むとしている。

 取り組み内容をみると、検査における信頼性の維持・向上を図るため、引き続き、各種不当要求防止対策を実施するとともに、新基準の導入、自動車の技術革新などに対応するため、研修の充実などを図るとしている。

 また、新規検査などにおける車両の状態を画像などで取得する機器を活用し、継続検査などにおいて、新規検査時に画像を取得した検査車両に対し、取得した画像と実際の車両の照合を行うなどにより検査後の二次架装などの不正防止を防止する。

 さらに、速度抑制装置の機能確認が可能であり、制動力やスピードメーターなどの審査をより適正かつ効率的に実施できる大型マルチテスタの本格導入に向け標準仕様を策定する。

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