国土交通省、J-OBD�を活用した点検整備に係る情報の取扱指針を一部改正
2013年11月29日
国土交通省は、電子制御装置と接続された高度な車載式故障診断装置(J-OBD�)を活用した点検整備に係る情報の取扱指針を一部改正した。これまでの乗用車に加えて、平成17年10月1日(継続生産車または輸入された自動車は平成19年9月1日)以降に製作された、軽油を燃料とする新長期規制の対象である普通自動車及び小型自動車であって、車両総重量3.5トンを超えるものも対象とした。
重量車(大型トラックなど)でも、近年、安全・環境性能の向上に伴う新技術の導入により電子制御装置の普及が進んできていることから、排気ガスに係る装置の点検整備や外部故障診断装置の開発に必要な情報の提供が円滑に行われるよう、既に乗用車について導入している「J-OBD�を活用した点検整備に係る情報の取扱指針」を改正し、重量車(大型トラックなど)を対象に加えることにした。
この改正により、対象の重量車(大型トラックなど)においても、点検整備を行う際に必要となる情報や自動車と接続して故障診断を行う外部故障診断装置の開発や改良に必要な情報の提供について定められる。指針の適用時期は平成26年1月1日からとしている。