国土交通省、自動車排出ガス性能劣化要因分析調査を実施へ

2013年12月25日

 今後の排出ガス対策では、新車排出ガス規制の効果を失わないよう、使用過程時でも新車時の排出ガス性能を適切に維持・管理することが課題となっている。このため国土交通省は、通常使用されている自動車について排出ガス性能を評価するとともに、排出ガス性能が悪化している車両については、その要因分析及び適切な対策の検討を行うことを目的として、「自動車排出ガス性能劣化要因分析調査」(サーベイランス試験制度導入調査)を昨年度に引き続き実施する。

 調査は、国土交通省から委託を受けた交通安全環境研究所が、一般の自動車ユーザーに依頼文を送付し、協力してもらえる自動車ユーザーから自動車を借りて排出ガス試験などを行う。なお、車両の提供及びアンケートへの回答は任意。

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