国土交通省、「自動車関連情報の利活用に関する将来ビジョン検討会」中間とりまとめを発表

2014年06月18日

 国土交通省は、「自動車関連情報の利活用に関する将来ビジョン検討会」中間とりまとめを発表した。
 自動車関連情報の利活用の取り組みとして、以下の4つを重点テーマと位置づけ、積極的に取り組んでいく。
1.「安全OBDに対応したスキャンツールの共通化」を通じた次世代車両などの安全使用の推進
2.テレマティクスなどを活用した安全運転促進保険による事故の削減
3.自動車の履歴情報を収集・活用したトレーサビリティー・サービスの展開による自動車流通市場の活性化
4.検査と整備の相関分析などを通じた検査・整備サービスの高度化・効率化

 今後中間とりまとめの内容について検討を具体化・深度化し、年内を目途に最終とりまとめを行う予定となっている。

 膨大かつ多様な自動車関連の情報を融合した“自動車ビッグデータ”の利活用による新産業・サービスの展開やITを活用した自動車関連手続きへの更なる利便向上等について、中長期的かつ幅広い観点から将来の自動車関連情報の利活用の目指すべき姿をとりまとめるために、平成26年2月に委員会を設置し、検討を続けている。

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